12月26日月曜日の午後に日吉小学校わくわくプラザ利用児童を対象に、読み聞かせを行いました。読み聞かせ会の様子と子ども達の感想を報告します。

日時

2022年12月26日(月) 14:00~

場所

川崎市立日吉小学校わくわくプラザ(幸区)

対象

わくわくプラザ利用児童(約44名)

当日の様子と所感

 当日は、11月26日にご一緒させていただいた川崎市幸区内で活動されている音楽と絵本のサロングループによるコンサートが開催されました。そのコンサートの1コマをお借りして、読み聞かせを行いました。このグループには、団体名がありません。毎回、コンサートにいらっしゃるお客さんにその日のグループ名を決めてもらうそうです。

 この日に決まったグループ名は、「ない」。「どんなグループ名がいいと思いますか。」といった問いかけに対して、「わからない」「知らない」と反応する子ども達の声から名付けられました。このグループ名に、子ども達は大笑い。 「ない」による、軽快なトークとピアノ・フルート・オカリナの素敵な演奏に魅了され、会場の皆さんが穏やかな気持ちになったところで、読み聞かせがスタートしました。

 

 表紙のイラストを見て、「川崎市だ!」と、反応する子ども達。自分達の身近な環境の中にある内容であることを実感しながら、お話の中に入り込むことができたようです。虹色の鴨を見て笑顔が生まれ、ワープした町の住民を見て「え?こんな人いる?」と、目を丸くする子ども達。いろいろな個性をもつ人々に初めて出会った時の素直な反応が見られました。

ウエディングドレス姿の男女の挿絵を見て、「これは無理だよ」と呟く子に対して、「そんなことないよ」と伝えるお友達の姿も見られました。互いの思いや認識の違いをそのまま伝え合い、考えを広げたり深めたりしてほしいと感じた瞬間でした。

 

 今回、わくわくプラザスタッフの皆様やグループ「ない」様のご尽力により、読み聞かせの時間を設定させていただけたことに、感謝しております。

参加者の感想

・自分達の住む川崎市のお話で、うれしい。

・はじめは夢をばかにされて可哀そうだったけど、最後は夢が叶って良かった。

・自分も夢を叶えたいと思った。

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今後、「この絵本を読んで欲しい!」「この絵本の読み聞かせをしたい!」などありましたら、お問いわせをお願いします!

なお、この絵本を読んだ方の感想を募集しております。ぜひ、こちらからご入力ください。

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